今売れている結束バンドとは

結束バンドの用途と各製品の特長

「結束バンド」という製品を一度はご覧になった事があるでしょう。

もともとは電気工事の際に用いる配線材料のひとつで、複数の電気配線や通信配線を束ねるのに用いていました。ホームセンターや100円ショップで数十本単位で販売されており、比較的入手しやすいものです。昨今では電気工事以外の用途でも幅広く用いられているのが特徴です。結束バンドの新たな用途は、パソコン本体内の配線整理・案内板の取り付けとソーラーパネルの固定です。以前までの結束バンドは塩化ビニール製しか販売されていませんでした。

しかし今は、強化プラスチックやシリコン樹脂・ナイロンなどさまざまな使用状況下に耐えられる製品があることが、幅広い用途へとつながったといえます。パソコン本体内の配線整理の時は、高温下でも溶けないシリコン樹脂製を用いると電源やスピーカーなどの配線を綺麗に収納することが可能です。屋外のフェンス等に案内板を設置するのに用いる時は、水に濡れても劣化をしにくい強化プラスチック製ならしっかりと固定することが出来ます。

ソーラーパネルの場合は、銅線を含ませたナイロン製を用いることになります。このナイロン製結束バンドは、高耐久性で寒冷差が激しい地域で用いられます。ソーラーパネル専用とされており、販売されてまだ10年程度の新しい製品なのが特長です。結束バンドは今では多種多様な製品が販売されていますが、購入する際はどこで何を固定するのか用途を考えたうえで、適切な製品を選ぶと長期間でも固定し続けることが可能です。

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