ごく身近で日常的に使用することも多い結束バンドは、おもに室内で長いコードをまとめたり、荷物の梱包などに利用されています。
けれども結束バンドはそういった用途以外にもさまざまな場面での使用が可能であり、しかも最近では結束バンドそのもののバリエーションも豊富になってきているため、より便利かつ使い勝手の良いアイテムとなっています。そこでおもな結束バンドのバリエーションタイプとしては、大きく分類すると室内用と室外用の二つがあります。
まず室内用としては、コードや荷物梱包など以外にもインテリアや雑貨の固定に使用されることもあり、ネット通販やホームセンターなどでコンパクトなサイズのタイプが袋詰めなどで市販されているので、利用しやすい環境も整っていて使用頻度も高い傾向にあります。さらに最近ではカラーやフォルムなどのデザイン性に富んだタイプも登場し、こういったものならばそのまま見せても大丈夫として、インテリアのアクセントとしても利用されることもあります。
それに対して室外用の場合は、見た目よりも機能性を重視したタイプがほとんどです。その理由としては、やはり野外だと気温の高低差もありますし、紫外線や風雨、降雪や塩害など、過酷な自然環境に直に晒されるためです。よって耐久性や耐候性に優れた素材のものが中心となっており、一般家庭ではガーデニングやアウトドア、バイクや自動車などの乗り物で荷物固定やコードを束ねる際に利用されたり、企業でも太陽光発電システムの固定や工場などでよく使われています。